凡人大学院生の日記

日記を頑張って書く

19.5通目 研究室の人間関係

2022/09/28

 

今日のお昼の合間に日記を書きました.

これは,僕が今日あらためて思ったことを書きたいがために書くものです.

テーマはタイトル通り,研究室に所属する人間関係です.

僕は社会学や心理学にくわしくはないので,僕の見聞きした,考えた,想像した内容です.参考として捉えてください.

 

まず,研究室の構造について紹介したいと思います.

研究室にはさまざまな人間が所属し,階層を作り出します.

階層のトップは教授です.その下に,准教授など先生.
そして,博士学生,修士学生,学部学生と続きます.

命令は上から下に向かって降りていきます.

命令強さは,各々の研究室で異なります.

学生の性格にもよりますが,従順な学生は上を伺ってことをなします.

 

僕はこの階層構造が非常に嫌いです.

なぜ,研究に上と下が存在するのか?疑問で仕方ありません.

掃除や実験準備,実験の根幹に関わらない部分を,なぜ下の学生にやらせるのでしょうか.

そして,上の学生は研究成果だけ持っていきます.

もちろん,上の学生が全部考えて,人手が足りないから手伝わせるのはわかります.

しかしながら,自分の時間を有効に使うために,周りの人に投げるのは納得がいきません.

対価として論文に名前が載ったり,バイト代が入ったりすればよいですが,それすらなくなんのアフターフォローもしないのは,人を道具として扱っているのと同じです.

そして,下のものが上に協力を仰いでも本気で助けてくれることはありません.

 

一方でこういった意見もあることも承知しています.

下の学生は上の学生を手伝うことで,知識や技術を習得していくのでwinwinであると.

こういった場合は,下のものの教育において階層構造がとても効果的です.

 

 

今日は以上のことを再度認識したことがありました.

僕の研究室では,僕がM1の頃に大きな共同研究が発足しました.

当時,僕以外の方はいろいろ他の共同研究を持っていて,僕だけがフリーでした.

当然僕が主導して受け持ちました.これが僕の大学院の研究スケジュールを全部ぶち壊しました.

その後,共同研究の重さがひどくなっていき,研究室の先輩に助けを求めました.

その先輩は,D3で卒業したら共同研究の中で雇われることが決まってました.

しかしながら,耳を貸してくれませんでした.

M2になり,先輩はD3を修了することとなり,研究の仕事が引き継がれる予定でした.

しかし,ちょっと簡単な部分を引き継いだだけで,根幹の研究は引き続き僕が担当することになりました.

しかも,その先輩は自分の仕事に専念し,共同研究は片手間仕事で進捗も全然ありませんでした.

当然のことながら,僕には1円も入ってきません.

僕は,論文に名前が載ること,共同研究先に期待されていたことを頼りに頑張りました.

その間,僕には何の報酬もありませんでした.

D1になって論文が1通出て,僕は力尽きました.

 

 

僕がいない間,先輩は仕事をほとんど下のものにお願い(ぶん投げ)していたそうです.サポートはしていたようです.

 

今日,久しぶりに共同研究の実験準備を先輩と学部生らとしました.

いつもの先輩でした.嫌だなって思いました.

マネジメントと人を使うのは違うことだと思います.

僕は今日ほとんど何も手伝いませんでした.

僕が何かやっても感謝されるだけで,なにも帰ってこないことに気づいたからです.

僕は,みんなで共同研究したいです.

研究するなら,対等に取り組みたいです.

 

 

カウンセリングの先生に,

「研究室の先輩が見えすいた下心で何かいっているのが気持ち悪いです」といったら,

「清濁併せ持つのが大人なんだと思う」と言われました.

僕はまだ潔癖な青年であることを誇りに思いたいです.

下心とかあるなら直接言うほうが,僕的には好感です.

 

後,回りくどい言い回しで他人を誘導したりするのも嫌いです.

今日,教授がそんなことをしてきたので逃げました.

 

なんで,直接言わないんでしょうか.

その積み重ねで,壁が作られるんだと思います.

傷つくかもしれないけど,きちんと向き合ってコミュニケーション取りたいです.